週末は朝寝坊のマミンカが、今朝は目覚めもよく、促されるようにテレビのスイッチを入れると、なつかしのプラハの旧市街の天文時計が映し出されていました。
今月の「旅サラダ」の海外マンスリーは、チェコ&オーストリアで、2007年にドボルジャークホールでチェコフィルとレコーディングを行った歌手の岩崎宏美さんが紹介するらしいんです。
最初の数分は残念ながら見逃してしまったようでしたが、その後カレル橋で岩崎さんが「帰ってきたぞ~」と叫んでいたところでは、マミンカも「帰りたい~」とつぶやいてしまいました。
カレル橋は、確か今年の春から2、3年かけて修復しているそうなので、今日の映像はいつ撮影されたものなのか?と不思議に思いつつ見ていたら、プラハ城近くのあの美しい階段や、聖ヴィート大聖堂のムハのステンドグラスも紹介されていました。
今回の見所は、庶民には1階のカフェくらいしか縁のないホテル・パジューシュ(Hotel Pariz)のタワースイート、それに世界27カ国で出版されているというチェコの絵本作家ヨゼフ・パレチェクさんのアトリエを訪ねるシーン。
ホテル・パジューシュのタワースイートは、寝室から見える丸窓の景色やさらに上にある塔からの眺めが最高でした。朝目覚めた時、その絵のような景色がその日最初に見る景色なんて幸せですよね。
マミンカが今プラハに泊まるとしたら、眺めを優先するならウ・ズラテー・ストゥドゥニェ(U Zlate studne)、雰囲気やホスピタリティーを優先するならホテル・ル・パレ(Hotel le Palais)、あと個性的な雰囲気が素敵なホテル・ホフマイスター(Hotel Hoffmeister)かな。

この写真に見える塔の部分が、タワースイートなんでしょうか。1泊約22万円とのこと。
絵本作家のヨゼフ・パレチェクさんについては、おそらくプラハの書店でも目にしていたと思うのですがあまり知りませんでした。「プラハアート案内」という本をめくってみたら、皆川明さんとヨゼフさんの対談が載っていました。共産党政権下の時代はどのアーティストもそうでしょうが、さまざまな統制があって自由に表現できないもどかしい時期があったようです。彼の作品が愛娘やお孫さんがモデルになっているものがあると知り、日本語でも出版されている「マシュリカの旅」という絵本を早速ネットで注文してしまいました。

あと、ドボルジャークホールでレコーディングされたという岩崎宏美さんの「PRAHA」というCD&DVDも注文しておきました。どこまでも、ミーハーなマミンカです。

次回の「旅サラダ」も楽しみです。
旅サラダ
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