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天井から馬の像がぶら下がる不思議な建築と迷路のようなアーケード

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ヴァーツラフ広場を国立博物館へ向かう途中に、トラムが走るボジチコバ(Vodickova)通りがあります。その通りとシュテパンスカ(Stepandka)通りまでのかなり広い敷地に1907~21年に建てられた複合商業施設が、ルチェルナ(Lucerna)宮殿です。この建物は、この二つの通りからも、ヴァーツラフ広場からも入れる上、隣接するノバークの家(U Novaku)や、フベズダ宮殿(Hvezda Palace)ともつながっているので、一度この建物に足を踏み入れると、迷路のようなアーケードで、右往左往してしまいます。

シュテファンスカ通り側
シュテファンスカ通り側の入り口です。この入り口からつながる商店街はルチェルナ・アーケードと呼ばれています。

ボディチコバ通り
ボジチコバ通りの入り口の隣には、こんなに素晴らしいアールヌーボー建築「ノバークの家」があります。


ヴァーツラフ通りからの入り口
ヴァーツラフ通りからの入り口です。ここから先は、ロココ・アーケードと呼ばれています。


そして、さらに驚かされるのは、建物中央にぶら下がる巨大な馬の像です。いろいろな本を読んでも、この馬の像についての説明がないので、是非この像を造った意図を作者に聞いてみたいものです。「ルチェルナ」という名前は、建物中央部に造られたガラス張りのドーム型の天井の形からきているそうです。

馬

これが巨大なぶら下がる馬の像です。馬の像はともかくとして、ガラス張りの天井が美しいです。


内部

建物の内部。

この建物の中には、現在チェコレートや、雑貨、下着、靴などの店や、映画館、レストラン、カフェなどが入っています。1909年には、「ヨコハマ」という名前の日本式ティールームが地下にあったと「Prague pasageways and arcades」に書かれていました。驚くことに、当時は地下にスケートリンクを造る計画もあったとのことです。

1909年にここに映画館が開設された後、創設者であるハベル氏(前ハベル大統領の祖父)が、土地の買収を進め、映画館は拡張されました。1920年には、ゼネラルエレクトリックの機械が導入され、プラハで最初のトーキーが観られる映画館となりました。この他、360人収容できるキャバレーもあったそうで、20世紀初頭の華やかな雰囲気が目に浮かんでくるようです。

ただし、二階部分にあるカフェは、雰囲気やインテリアはとても素敵なのに、BGMがやたら大きく、出てくる飲み物もとても美味しいとはいえない代物なのが残念です。「カフェ・ヘブン」のように、もっと、居心地のよいスペースに是非、リニューアルしてほしいものです。



カフェ内部
カフェのインテリアはとても素敵です。

ハベル氏の祖父
この建物の創設者の胸像(前ハベル大統領の祖父)です。

資料:「Prague pasageways and arcades」
   「Praague 20th century architecture」
   「architecture of the 20th century」

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