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アール・ヌーヴォーのポスター芸術展 in 名古屋

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先日、名古屋の松坂屋名古屋店の南館にある松坂屋美術館へ「アールヌーヴォーのポスター展」を観に出かけました。

グッズ


作品は、全てチェコ国立プラハ工芸美術館とチェコ国立モラヴィア・ギャラリーからの出品なので、日本に居ながらにしてチェコの美術館巡りをしているうような贅沢な気分が味わえました。

今回は、アール・ヌーヴォー様式を代表するミュシャ(ムハ)が大女優サラ・ベルナールのために初めて作成した「ジスモンダ」のポスターを改めて観られたことに感激。おそらく、プラハの「ムハ美術館」などで目にしていたのでしょうが、残念ながらあまり記憶に残っていなかったのです。マミンカはアール・デコ好きなので、なんとなくアール・ヌーヴォー様式からは距離を置いていたのですが、完成度が高く、強く印象に残るミュシャの作品をサラが大いに気に入り、ミュシャと長期契約を結んだのもうなずけますね。

ジスモンダ


そのほか、今回の展示の多くを占めていたのが、ウィーン分離派の展覧会ポスター。その作品のモチーフになっていた三つの紋章は「建築」「絵画」「彫刻」を表していたとのことで、この三つの紋章はいくつかのポスターに描かれていました。

ウィーン分離派とは、当時オーストリアの美術界で主導的立場にあった団体「キュンストラーハウス」の保守的な傾向に対して疑問を抱いたメンバーが脱退して結成したものですが、メンバーではなかったエゴンシーレが分離派展のポスターを1918年に描いたことや、その作品の中央に彼が登場していたのは興味深いです。

オーストリアのユーゲントシュテール様式は、アールヌーヴォー様式のような華やかさはないですが、どこか退廃的で毒のある感じにマミンカは惹かれます。

以前、プラハに住んでいた時、「地球の歩き方」を見て訪れてみたドイツの「ダルムシュタット芸術家村」のポスターも展示されていて、懐かしさが込み上げてきました。ダルムシュタットは、ユーゲントシュティールの街という別名があり、19世紀末の建築がマチルダの丘に立ち並び、街全体が美術館のような美しい場所なので、建築を志す人には、是非訪れてもらいたいと思います。

ダルムシュタット美しいダルムシュタットの街並み

この他にも、「街に張り出せば盗まれた」といわれるロートレックのポスターや、チェコの園芸果樹栽培博覧会、当時ヴァーツラフ広場にあったミネラルウォーター会社のポスター、ポスターファン(?)にはおなじみのカッサンドルの寝台特急“北極星号”のポスターも見ごたえがありました。また、当時の衣装なども展示されているので、楽しめますよ。マミンカも、是非もう一度足を運んでみようと思っています。


今回のポスター展を観て思いました。ミュシャにサラ・ブライトマンの肖像画を、そしてアール・デコ時代の美貌の画家タマラ・ド・レンピッカには是非マドンナの肖像画を描いてほしかったなと。
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カレル・ゼマン展 IN 刈谷

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今回は、チェコのアニメーション界の巨匠、カレル・ゼマンの展示が行われていると聞き、再び刈谷市美術館を訪れました。ここでは、2007年に「チェコの絵本とアニメーションの世界展」が開催されました。

zuroku

刈谷市美術館

さて、この展覧会のタイトルにもあるように、カレル・ゼマンが「もうひとりの巨匠」と言われるゆえんですが、チェコでは絵本作家としても知られるイジー・トゥルンカが第一の巨匠であるからということでした。
今回の展示は、彼の代表的アニメーションの上映はもとより、「前世紀探検」(1955年)などで使用されたトリックや原画、人形、絵コンテなどが紹介され、とても興味深い内容となっています。
図録の説明によると、ゼマンは、チェコのズリーン(Zlin)にある世界的靴メーカーのバチャ(Bata)に入社。広告部門に所属し、Brnoの店舗ショーウィンドーディスプレイなどを担当した後、広告映像を手がけるようになり、これがゼマンのアニメーションの世界に足を踏み入れるきっかけになったようです。

カレル・ゼマンといえば、マミンカは彼の遺作となった「ホンジークとマジェンカ」(1980年)を思い浮かべますが、彼の残した作品には「クリスマスの夜」(1945年)のちょっと田原俊彦似(?)の人形とか、「プロコウク氏シリーズ」(1947~59年)のプロコウク氏(じっと見るという意味のチェコ語が由来とのこと)など、ユーモラスで実に愛らしいキャラクターも登場していました。

ホンジーク
美しすぎる「ホンジークとマジェンカ」

今回紹介されていた作品の中で、マミンカが興味をひかれたのは、映画史上初めて、ガラス細工を用いて、幻想的な世界を創り出したという「水玉の幻想」(1948年)。ゼマンがこの作品に関して「思い出すのもイヤなくらい(ガラスが)壊れた」と語ったように、かなり大変な思いで製作したと思われます。何としても、このアニメが観て見たいと思って検索したら、カレル・ゼマン短編集の映像が検索できました。

水玉の幻想
繊細すぎる「水玉の幻想」

水玉の幻想 カレル・ゼマン短編集

改めて「ホンジークとマジェンカ」の映像も観ましたが、この美しすぎるキャラクターは本当に素敵。マミンカは以前に、GLAYの「夏音」のPVがこの作品の世界に通じるものがあると紹介しましたが、まさに普遍的な美しさがあります。

夏音

夏音 PV はこちら

ゼマンは、人形や、ガラス細工、切り紙や実写など多岐にわたる手法を駆使し膨大な時間を費やして、数々の作品を創り上げました。もし、CGなどでどんな映像も製作が可能な現代に、ゼマンが生きていたらどんな作品を生み出していたでしょうか。

マミンカはついに訪れることはありませんでしたが、世界的靴メーカー「バチャ」の本拠地であるZlinは、工場群のみならず、近代的な都市計画を採用して、住宅の他に様々な文化施設を建造したことで知られています。驚くのは、「バチャの摩天楼」と呼ばれる高層ビルでは、社長室のオフィスがエレベータとなり、上下階に自由に移動できるとか。どうぞ、Zlinに行かれたことがある方は、街の感想などお聞かせくださいね。

バチャ
これが、「バチャ」の本社ビル
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「チェコのキュビズム建築とデザイン1911-1925」展 in 名古屋

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入り口


夏の始めからからマミンカが待ちかねていた「チェコのキュビズム建築とデザイン 1911-1925」展が、名古屋のINAXギャラリーで9月4日から始まったので、早速出かけてみました。
今回の展示は、キュビズム建築を手がけた、ヨゼフ・ホホル(Josef Chochol)、ヨゼフ・ゴチャール(Josef Gocar)、パヴェル・ヤナーク(Pavel Janak)にスポットを当て、その作品を写真家・鈴木豊氏の写真で紹介するというもの。

このキュビズム建築というのは、世界でもチェコとスロバキアにしか存在しないもので、しかも1911年から1925年までの短い期間に流行したスタイルということですが、そのキュビズムにも、前期は結晶体や幾何学形のモチーフがあしらわれたデザインであったのに対し、1918年にチェコスロバキアが独立すると民族的モチーフの円柱や円弧を多用したロンド・キュビズムに移行していったというのもとても興味深いところです。

チェコの建築ファンにはお馴染みの、代表的な建築の美しい写真もさることながら、今回は展示スペースの一角に映像が流れていてマミンカも懐かしく見入ってしまいました。
また、プラハ旧市街のチェレトナ(Celetna)通りのキュビズム博物館の一階にあるミュージアムショップ・KUBISTAが作製したヤナークの椅子や、ホフマンやヤナークの器も展示してありました。

今回の展示の図録に紹介されていた「バウエル邸 キュビズム・デザイン・ミュージアム」(2008年オープン)は、是非とも出かけて見たいです。もし、行かれた方がいらっしゃったら感想など聞かせてください。

それでは、今回紹介されていた作品郡のいくつかをマミンカが足を運んで撮った写真とともに紹介しますね。

◆ヨゼフ・ホルル
マミンカがチェコのキュビズム建築を知るきっかけとなった「TITLE」という雑誌の表紙にもなったホホルのこれぞキュービズム建築という作品。「ネクラノヴァ通りの集合住宅」

ネクラノヴァ 外観

これまた、思わず見とれてしまう美しい外観が素敵な「コヴァジョヴィチ邸」。かつて、マミンカはこの建物を事務所として使用している広告代理店に電話して、中に入れてもらったことがあります。とても90年以上も前に建てられたとは思えない斬新さが印象的でした。

コヴァ正面

ヴィシェフラットの丘のふもとに建つ「三世帯住宅」。この名称の由来については知らないのですが、施主が三世帯で暮らしたわけではなく、三つの様式のキュビズム建築が並んでいるからなんでしょうか?今度、在日チェコセンターのペトル・ホリーさんのレクチャーが名古屋のINAXギャラリーで開催されるので聞いてみることにします。
三世帯

◆ヨゼフ・ゴチャール
これぞプラハのカフェとマミンカが勝手に思っている「カフェ・オリエント」と、キュビズム博物館が入っている、「ブラックマドンナ」。かつて、この一階には建築関連の書籍も扱っていた書店もあったのですが、なくなってしまったようで残念です。キュビズム博物館を見学した際には、ミュージアムショップ「KUBISTA」にも是非立ち寄ってください。

黒

もし「どこでもドア」が家にあったら、毎日でも通いたい「カフェ・オリエント」。

カフェ

プラハの「KUBISTA」のショーウィンドー。このヤナークの椅子も展示されていました。
ショーウインドー

「レジオン銀行」この建物は、ロンド・キュブズムスタイルの無骨な外観とは打って変わって、内部はガラスを多用した豪華な装飾になっています。マミンカは、中央の噴水らしきものに目を奪われました。
銀行


◆パヴェル・ヤナーク
新市街のTESCOから地下鉄のMUSTEK駅に向かう途中にある「アドリア宮」。この二階にある中華料理店には、足しげく通ったものです。内部は、ル・コルビジェに「古代オリエントのアッシリア風建築」と言わしめた、絢爛豪華な装飾になっています。

アドリア

内部

◆このほかの代表的なキュビズム建築
「ユングマノヴォ広場の街灯柱」(Emil Kralicek作)
アドリア宮からちょっと入った小さな広場にひっそりと佇んでいます。
街灯

「教員組合住宅」(Otakar Novotny作)
インターコンチネンタルホテルの隣に建つ大きな建物。色使いが印象的。
住宅
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オバマ大統領とルドルフⅡ世

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4月4、5日に米国とEUの首脳会議に参加するためプラハを訪問したオバマ大統領は、5日にプラハ城前のフラッチャニ広場で、2万人以上の聴衆を前に約30分にも及ぶ演説を行いました。核を持たずして平和の実現を目指すという力強いメッセージが伝わってきました。とはいえ、米軍のレーダー基地をチェコに設置する計画には反対する動きもあり、チェコでの米国の動きにはしばらく目が離せません。

オバマ大統領のプラハでの演説はこちらから


宮殿
オバマ大統領が演説を行ったフラッチャニ広場には、映画アマデウスの精神病院の撮影で使われたこのシュワルツェンベルク(Schwarzenbersky palac)もあります。

cm3
この広場は、かつてタイヤのCMにも登場していました。

今や全世界から関心が寄せられる強いリーダーシップを見せるオバマ大統領とともに、マミンカが最近とても関心があるのがかつての神聖ローマ帝国の皇帝ルドルフⅡ世(1576~1612年)とハプスブルク家の宮廷画家アルチンボルドです。ルドルフⅡ世はオーストリア ハプスブルク家マクシミリアンⅡ世の王位継承者として生まれ、24歳で皇帝に即位。神聖ローマ帝国の首都をプラハに移し、政治的には無能でしたが、芸術や自然物、錬金術に興味を示しヨーロッパから多くの芸術家が集まってきました。

そして4月11日から名古屋市美術館で開催される特別展「視覚の魔術―だまし絵」で、チェコのガイドブックで見かけてからてプラハにいる時からずっと気になっていたアルチンボルドによるルドルフⅡ世の肖像画が観られるそうなんです。

肖像画

これがルドルフⅡ世の肖像画。四季の果物や野菜、穀物を巧みに組み合わせて描くことで、時間と世界を統治する皇帝をたたえたということですが。なんとも不思議な感性です。

アルチンボルドはマクシミリアンⅡ世の命により「四季」(春・夏・秋・冬)や「四大元素」(水・日・空気・土)を製作し、マミンカはウィーン美術史美術館でこのうち、「火」「水」「夏」「冬」を観ることができました。肝心の「ルドルフⅡ世」にはお目にかかれず、いったいどこであの絵を観られるのかずっと気になっていました。思いかげずあの絵にお目にかかれるチャンスが訪れました。30年戦争の後、ルドルフⅡ世のコレクションはスェーデン軍によって大半が持ち去られたそうなので、きっとその時にこの絵も略奪されたんでしょう。早速週末にでも美術館に足を運んでみるつもりです。

名古屋市美術館

蛇足ですが、30年戦争は、プロテスタントハプスブルク家のカトリック主義に反発したボヘミアのプロテスタント等族が、1618年5月23日にオーストリアのウィーンから派遣された3人のカトリック代官をプラハ王宮のこの窓から突き落としたことがきっかけとなって始まった言われています。

窓
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春の東京旅行

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3月も半ばを過ぎ、春爛漫となりました。すっかりご無沙汰してしまいましたが、メルンカにせがまれて先日東京ディズニーランド(TDL)に出かけた際、ずっと気になっていた美術館にも足を延ばしたので、久々にUPすることにします。

TDLは春休み前にもかかわらず、朝から大賑わいで、どのアトラクションへ行っても、最低1時間近くは待たなくてはなりませんでしたが、「カリブの海賊」「ピーターパン空の旅」「スターツアーズ」「ガジェットのゴーコースター」には、なんとか乗ってきました。「スペースマウンテン」や「プーさんのハニーハント」「スプラッシュマウウンテン」などの人気アトラクションは、軒並み2時間以上の待ち時間になっていました。数年前に訪れた、パリのディズニーランドではどのアトラクションも、40分ほど待てば乗れたのに、TDLの人気はさすがです。

城

東京ディズニーリゾート

ディズニーランドパリ

二日目は、六本木の「国立新美術館」へまず向かいました。黒川紀章氏が森の中の美術館というコンセプトで設計したとのことで、まるでオーロラのようなガラスの巨大なカーテンから光が差し込み、その開放感からまるで森の中にいるような感覚を味わいました。地下にあるミュージアムショップも実に楽しくて、ずっと見ていたかったのですが、時間があまりなかったこともあり、後ろ髪をひかれながらも次の目的地目黒へと向かいました。

新美術館

新美術館外観

国立新美術館


目黒では、原爆ドームの設計者でもあるチェコの建築家・ヤンレツルが設計した聖心女子学院の正門を是非この目で見てきたかったのですが、残念ながら学校側の許可が得られず撮影もできませんでした。

正門
聖心女子学院のHPに載っていた写真。是非ともこの目で見てみたかったです。

気を取り直して、次は「東京都庭園美術館」に向かいました。ここはマミンカが選ぶ世界の美術館のベスト3に入るお気に入りの美術館で、20年振りに訪れたこともあって、感慨もひとしおでした。
現在は「ポワレとフォルチュニィ」展を開催中で、優雅な衣装と世界でも屈指の素晴らしいアールデコの装飾が相まって最高の空間を作り出していました。

庭園美術館
ここは、マミンカがプラハの「キュビズム博物館」の次に気に入っている美術館。今度は、ル・コルビジェが設計した上野の「国立西洋美術館」へ出かけてみたいです。

東京都庭園美術館
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